社会福祉法人 信貴福祉会

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『記事』

クッキング

こんにちは、すきっぷです。

前回おしらせした、サツマイモを使ったクッキングの様子をお伝えします。おいもパーティと銘打って、焼き芋に加え、スイートポテトを作りました。

まずはトースターを使って焼き芋づくり。あまーい美味しそうな匂いが食堂に広がります。焼きあがった焼き芋を、食べたくなる気持ちをガマンして…

皮をむく→芋をつぶす→生クリームと砂糖をいれる→混ぜる→形を整える→もう一度焼く→完成!

いくつもの工程のあいだに、早く食べたくて待ちきれずソワソワする子も。

完成したスイートポテトは、みんなで食べました。普段おいもを食べない子もこの日は食べていたり、「だめ」と友だちから止められるくらいおかわりしようとしたり。

やっぱりみんなで育てた、みんなで作ったおいも(スイートポテト)は特別に感じてくれているのが伝わりました。

別の日には、Aくんが男性職員とキッチンにこもり「男メシ」づくり…

前々から職員と相談して考えていたメニュー表をもって、スーパーへの買い出しも行ってくれました。お肉や野菜を包丁で切ったり、葉物はちぎったりと下準備もオッケー。

次はホットプレートで調理しました。お肉を焼いていると「肉のいい匂いやなぁ」と期待も膨らみます。野菜を入れてジュージューと音が鳴り、仕上げに醤油ベースの味付けを入れるといい匂い‼!

他の子たちも気になる様子で、時々食堂に様子を見に来ていました。「いい匂いやな」といわれて、得意気なAくん。

料理が完成すると、「できたでー。みんな食べてー」と振る舞いました。みんなから「おいしい」「上手にできたね」と言われ、嬉し恥ずかしの表情に。自分でも食べて嬉し泣きする姿があり、大成功!!でした。

この「男メシ」企画は、おいもパーティの内容について話をしている時に、「もやし、キャベツ、豚肉…いれて、焼くねん。それでみんなにたべさせてあげたい!」というAくんの願いから始まりました。

3月で卒業するAくん。みんなの役に立ちたい、みんなのためにできることをしたい、という思いが今までよりも強く感じられます。成長を感じながら、すきっぷで思い存分、その願いが発揮できるようにと思っています。

お芋はまだまだたくさん採れたので、ご家庭にも持って帰ってもらいました!!

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